ブログをご覧の皆様こんにちは!
川田工業事業企画部の三宅です。
さて、2020年も5月の終わりに近づき、6月を迎えようとしています。
本来であれば就活シーズンの真っ只中で、街中でリクルートスーツを着た学生を多く見かける時期ですね。
しかし、今年は新型コロナウィルスの影響により、多くの就活イベントが開催中止となり、企業の採用活動や学生の就職活動のスタイルも変化しているようです。
当社においても、会社説明会や採用面接をすべてオンライン上で実施するなど対応し、感染拡大の防止に努めております。
今後ますます、採用/就職活動はインターネットの活用・展開が進むと考えられ、そのような中で企業に欠かせないのが「新卒採用サイト」です。
川田工業の新卒採用サイトを見ると、❝心、奮える場所❞というキャッチコピーを始め、目を惹くコンテンツや動画の活用など、以前よりも表現方法は多様化しているようです。
では、従来からあるパンフレットなどのアナログな採用ツールはどうなっているのかというと、
実は、興味深いことに、川田工業の採用パンフレットは2種類あるそうです!
一体、どういう使い分けをしているのでしょうか?
そこで今回のブログでは、川田の採用担当者に「採用ツールを通して伝えたいこと」についてインタビューしてみました!
インタビューを通して、採用ツールの多様化が求められる背景も見えてきたので、興味のある方にご一読頂ければ幸いです。
(※インタビューは2020年3月上旬に実施しました。)
●ソーシャル&スマホ時代、就職活動は多様化している!
●ニーズに合わせて採用ツールも多様化!それでも「強み」はしっかり伝える!
●川田工業。それは、心、奮える場所。
インタビューしたのはこちらの社員
自身も制作に携わったという「新卒採用サイト」と一緒に笑顔のSさん
今回、お話を聞かせてくれたのは、当社の採用担当チームの一人である「Sさん」です。多忙な採用活動の業務はメンバーで分担されており、新卒採用サイトや就活生に配付するパンフレットなど、採用ツールの制作が彼女の採用担当者としての仕事の1つとのこと。
では、さっそくインタビューしていきましょう!
ソーシャル&スマホ時代、就職活動は多様化している!
まずは、採用担当者としての仕事について聞いてみました!
―一般的に3月から就活スタートですが、企業の新卒採用も3月がピークなのでしょうか?
Sさん:採用活動は一年を通して様々なスケジュールがありますが、昨今は就活の早期化・多様化が進んでいることもあり、年中採用活動に取り組んでいますね。
採用面接や内定者フォローなどの活動以外にも、OB訪問、学内説明会、インターンシップなど、チーム内で連携を取りながら業務分担しています。
―昔と今の就活で変わったと感じることは?
Sさん:一昔前は、インターンシップに行ってる人ってそこまで多くなかったと思うのですが、最近はインターンシップへの参加は当たり前になっていて、かつ何社行ったかとか、1日や3日のものから長期といったものまで多様化しています。
インターンシップを通して企業研究をして希望の会社を決める学生も多いので、当社を含め多くの企業がインターンシップに力を入れていますね。
Sさん:あと、私自身が学生だった頃って、SNSや動画サイトで企業情報を集めたりはしなかったので、そこが大きな違いですね!
今はスマホでそうした情報をパパッと見れちゃうので、そこまで企業の採用サイトをくまなく見ていない人も多いみたいです。
ある就活情報サイトによれば、一つの採用サイトにアクセスして留まる時間の平均は1分半程度なんだそうです。
ソーシャル&スマホ時代に合わせて、採用ツールにも多様化が求められているのも、採用担当者の大きな課題です。
ニーズに合わせて採用ツールも多様化!
それでも「強み」はしっかり伝える!
それでも「強み」はしっかり伝える!
―主な採用ツールを制作した経緯について聞かせて下さい。
Sさん:時系列で言うと、以前から従来の「新卒採用サイト」はあったのですが、実は2017年頃まで、「新卒採用パンフレット」というものが当社にはありませんでした。
それまでは、一般のお客様にお渡ししている企業パンフレットを学生のみなさんにもお渡ししていたんです。
しかし、年々採用活動が厳しくなる中で、もっと学生にも分かりやすい事業紹介、教育制度や採用情報の案内、社員の人物紹介に特化したパンフレットの必要性を感じ、制作を開始しました。
青と白でサイズが違う2種類の採用パンフレット
―なぜ、2種類のパンレットがあるのでしょうか?
Sさん:第一弾として、青色の方が2018年2月に完成しました。
その年の採用活動に合わせて作ったのですが、橋梁・鉄構・建築という3つの事業において、「そこで働く人」に焦点を当てた内容になっています。
第二弾として作ったのが、白色のパンフレットです。
こちらは、「ちょっと川田に興味があるかも」と感じてくれた学生のために、簡潔にPRしている内容です。
サイズも一回り小さくし、ページ数も減らして、手に取りやすく、配付しやすい工夫を施しました。
―新卒採用サイトも新しくなったのですか?
川田工業の新卒採用サイトのトップページ
Sさん:はい。パンフレットと同時進行で制作し、2018年12月に新卒採用サイトを大幅リニューアルしました!
スマホ時代のニーズに合わせて、なるべくスクロール1回の画面で当社に興味を持ってもらえるような情報をまとめています。
>>川田工業の「新卒採用サイト」はこちら!
●主なコンテンツ
メッセージ/トップメッセージ/川田工業の軌跡/事業紹介/プロジェクトストーリー/スタッフボイス/「若手社員と先輩との本音トーク」/フォトギャラリー
―最近、新たに動画が加わりましたよね?
Sさん:そうなんです!新たなコンテンツとして3つの動画を掲載しました!
「学生は企業のどういった所に興味を持っているのか?」というニーズを踏まえた上で、採用担当チームでも動画に力を入れようと決めて、「コンセプトムービー」と「ワークドキュメント」を去年の夏くらいから一生懸命つくっていました!
●動画はサイトからも視聴が可能です。
>>コンセプトムービー 「心、奮える場所」
>>ワークドキュメント(建築設計/ダイジェスト版)
>>ワークドキュメント(橋梁工事/ダイジェスト版)
―動画活用のメリットって何でしょう?
Sさん:ワークドキュメントでいえば、「この会社に入ったらどんな仕事ができるのか知りたい」と思う学生に対して、例えば、当社の社員の隣で一日中密着して見てもらうっていうのは、ちょっと大変ですよね?
動画なら、好きな時間に何度でも見ることができますし、仕事の面白みなどイメージしやすいと思います。
こうした動画を通して川田工業で働くリアルなイメージを醸成することで、当社の魅力を伝えたいという想いがあります。
―採用に関して伝えたい川田の「強み」はありますか?
Sさん:はい、あります!
一つは、しっかりとした教育制度があることです。
川田工業には、「トレーナー制度」という、OJT(On the Job Training)の一環として取り入れている制度があり、「何を聞いていいか分からない」「誰に聞けばいいか分からない」といった、新入社員特有の悩みを、年齢の近い若手社員がトレーナーとしてマンツーマンで指導します。
また、橋梁部門の新入社員には、「ローテーション制度」という、設計・製作・施工の3つの部署すべてを経験してもらうことで、橋梁建設のエキスパートを目指してもらうシステムもあります。
もう一つは、一般的に建設業界は男性が多いイメージですが、川田工業では数多くの女性社員が活躍していることです。
採用サイトや採用パンフレットでも、彼女たちの活躍や本音を取り上げているので是非ご覧になってほしいですね!
川田工業。それは、心、奮える場所。
―「心、奮える場所」というキャッチコピーにはどういう意味がありますか?
新卒採用サイトの「メッセージ」より
Sさん:新卒採用サイトを訪れた学生や、パンフレットを手に取った学生に少しでも興味を持ってもらうために、インパクトのあるキャッチコピーは大切です。
採用サイトのトップメッセージにおける川田社長の言葉を引用すると、川田工業は、1922年に創業してもうすぐ100年に届こうとしている歴史の中で、日本一、世界一、そして日本初、世界初の実績が多数あり、これらはいくつもの課題を乗り越えてきた私たちの「チャレンジ精神の賜物」です。
そして、どんな時にも川田の社員が挑戦し続けることができるのは、「信頼してくれるお客さまがいるから」「成功を心からわかちあえる仲間がいるから」。
まさに、川田工業は❝心、奮える挑戦の舞台❞なのです!
その想いは、新卒採用サイトの「メッセージ」や、「コンセプトムービー」にも込められています。
是非そちらもご覧になってほしいです!
―採用担当者として学生に何かメッセージを頂けますか?
Sさんの見せる社員証の裏面には「チームKAWADA」の文字が
Sさん:そうですね。新卒採用サイトの「人事メッセージ」にもあるのですが、「したい」「なりたい」という挑戦の気持ちを大事にしてほしいです。
やっぱり、学生時代って好きなことにチャレンジできる時間が沢山あるので、日々の生活の中で少しでも果敢に何かに挑んでいってほしいですね。
そこで経験したことの積み重ねが、「自分は将来何がしたいのか?」「自分が活躍できるフィールドはどこなのか?」ということを見つける糸口になるんじゃないかと思います。
会社に入った後も挑戦する気持ちを持ち続けることが大切です。
設計や工事、営業や経理など、様々な部署で働く個々の社員の夢やチャレンジが会社を動かす原動力です。
そして、それらを会社がチームとして力を合わせて実現していこうという思いが『チームKAWADA』に込められています!
インタビューを終えて
インタビュー後は互いの趣味の話で盛り上がる二人。
Sさん、インタビューにお付き合いをいただきありがとうございました!
今回、同じ職場でも、なかなか一緒に仕事をする機会のない採用担当者の方にインタビューさせて頂きました。
事業企画部でも製品サイトを運用したり、営業用のパンフレットをつくったりしていますが、製品やサービスを求めるお客様と就職活動中の学生では、求められる情報も伝えたい言葉も違うということが良く分かりました。
若者の感性は、まさに「時代を映す鏡」。私たちもそんな感性にしっかり応えられるよう、これからも心を奮わせていかなくては!!!
(AUTHOR / 三宅)